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お知らせ・イベント情報
【開催報告】令和6年度「フレイルサポーター交流・意見交換会」を開催しました!
フレイルサポーター間の交流や活発な意見交換、さらなる技術向上や活動の活性化を目的に、茅ヶ崎市にて「令和6年度フレイルサポーター交流・意見交換会」を開催いたしました。
当日は、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授を講師にお迎えし、10市町村56名のサポーターの皆さんにご参加いただきました。会場は終始活気に満ち、多くの方々との交流が生まれる素晴らしいイベントとなりました。
本記事では、当日の様子を写真とともにご紹介します。
茅ヶ崎市のサポーターにアーチで歓迎される飯島教授
前半では、各市町ごとにフレイルチェックに関するホットトピックスや最新の取り組みが報告され、質疑応答を交えながら意見を深める場となりました。
また、指輪っかテストの説明用模型や市のキャラクターが描かれたオリジナルTシャツ、手作りのプラカード、さらにフレイル予防のためのオリジナルソング&ダンスの発表など、個性豊かな取り組みが次々と紹介されました。
その後飯島教授から心強いメッセージもいただき、参加者にとって充実したひとときとなりました
指輪っかテスト説明用の手作り模型
オリジナルTシャツ
サポーターの手作りプラカード
各市町毎に飯島教授へ報告を行いました
後半では、10グループに分かれてグループワークが行われました。
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◆テーマ1:フレイルサポーターを増やしていくためには?
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・地域の団体、趣味のサークルへ体験学習を実施。
・フレイルチェック測定会など参加者へ声掛けをする。
・サポーター活動を楽しくする。
・自分の友人、知り合いに個々に話を(説明)して、声掛けをする。
・包括を通じて、民生委員、老人会に動員を図る。サポーターによる口コミで仲間に動員を図る。
・商業施設でフレイル測定会をやり、動画を発信する。
・男性→男性を誘ってサポーターになってもらう。
・フレイルチェック測定会後に交流する時間を多くする。
・サポーターへ活動についてアンケートでリアルな声を聞く。なぜ辞めてしまうのか?やりがい等。
・他のボランティア(茅ヶ崎市なら体操ボランティア)を誘う。自治会に依頼する。
・フレイルの講演会を依頼して、参加者をスカウトする。
・サポーターの友達を紹介して繋げる。あくまでボランティア活動なので、前に出て意見を伝える事が苦手の人もいる。役割分担。
・サポーターの体験談を発信する。サポーターになってから良かった事、新たな発見、新たな友達、外出が増えた、など。
・サポーター自身が生き生きと活動している様子を参加者の皆さんに見て感じてもらうことだと思う。実際、「私もやってみたい」とサポーターになったケースが複数ある。
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◆テーマ2:フレイルチェックのリピーターを増やしていくためには?
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・フレイルチェック測定時に出来るだけコミュニケーションを取る。
・悩んでいる事を聞き出し、自分の体験等を話してみる。
・フレイルチェックの最後に、サポーターがソング&ダンスを披露して楽しさをアピール。
・参加者の方が、これから何をしたら、赤から青シールになるかを一緒に考える時間があると良い。
・前回の測定結果を2回目に渡す。
・参加者にお手紙作戦。
・サポーターから参加者へのフォロー、コミュニケーション。次に向けて、こういうことをすれば良いですよ!と経験談を話す。
・身近な場所で開催する。自治会館とか。
・赤丸の多い人には改善案を提案して、翌年に効果を知ってもらうよう案内する。
・包括から声掛けする。男性参加者への声掛け。
・フレイルチェックをした方にサポーター手作りの手紙を出す。
・受けてくれた方の測定記録を渡したりして、どのようになったか、なっていくか関心を持ってもらう。
・次回の予定(参加の日)を取れるようにする。
・結果について簡単なコメントを話して、次の測定会までの課題としてもらう。青シールの人は青を維持、赤シールの人は青に変わ
るように意識を向けてもらう。
・楽しい雰囲気でチェックが出来て、また来たいなーと思ってもらうこと。フレイルに興味を持ってもらえる勉強会である様に。
・リピーターを増やす為、深掘チェックの結果を元にアドバイスして次回の結果に期待する。
多くの具体的なアイデアが出され、参加者同士で熱心な議論が展開されました。
今回の交流会を通じて、サポーターの皆さんの熱意や工夫が神奈川県内のフレイルチェック事業のさらなる発展につながる可能性を感じることができました。
この日生まれたアイデアや新たなつながりが、地域でのフレイル予防活動の輪を広げていく力になることを願っています。
そして、来年度のフレイルサポーター交流会には、さらに多くの皆さんにお会いできることを心待ちにしています。
今後も一緒に、健康で活力ある地域づくりを目指していきましょう!